『The Blackwell Companion to Philosophy』章末問題自己流解答(二章まで)

The Blackwell Companion to Philosophy (Blackwell Companions to Philosophy) 作者: Nicholas Bunnin,Eric Tsui-James 出版社/メーカー: Wiley-Blackwell 発売日: 2002/11/22 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る 昔この本を読んでいたと…

『ヒルガードの心理学(第16版)』 評論問題自己流解答

ヒルガードの心理学 第16版作者: スーザン・ノーレン・ホークセマ,バーバラ・フレデリックソン,ジェフ・ロフタス,クリステル・ルッツ,内田一成出版社/メーカー: 金剛出版発売日: 2015/09/25メディア: 単行本この商品を含むブログを見る↑に出てくる評論問題の…

ザハ・ハディドの都市デザインにおける「動き」と「コミュニケーション」:ポスト・フォーディズム時代における批判的地域主義に向けて

大学の講義のレポートとして出そうとしたら見事に締め切りオーバーしたのでここで供養します。かなしい 教授用に出すレポなので講義で扱った細かい理論展開は端折っていたりするんですが、後で元気がある時にそこらへん含め加筆するかもですね 1.はじめに 本…

『マイノリティ・リポート』試論

※この記事は大学に提出したレポートネタの流用です。 さて、映画批評家の三浦哲哉氏が、『サスペンス映画史』という本を書いています。 サスペンス映画史 作者: 三浦哲哉 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2012/06/21 メディア: 単行本 クリック: 3回 こ…

「ここさけ」ゆるゆる感想(※ネタバレ有)

いろいろとあって映画「心が叫びたがってるんだ。」観てきました。 www.kokosake.jp 「あの花」製作チームが再結集して錬成した作品らしいです。あの花を観ていない自分としては「まあいい感じの岡田麿里脚本が見られればいっかな〜」くらいの気概で観に行っ…

スプラトゥーン ブキ別参考プレイヤーリスト

※管理人がsplatoon実況鑑賞に飽きたためこの記事は現在更新を停止しています いやぁ〜スプラトゥーン楽しいですね。プレイ動画を見るのが。 WiiUを持ってないなりにスプラトゥーンを楽しもうとした結果、ニコ動でのA+プレイヤーリストがかなり溜まったのでこ…

『描写の芸術 - 十七世紀のオランダ絵画』読んだ

描写の芸術―一七世紀のオランダ絵画 作者: スヴェトラーナアルパース,Svetlana Alpers,幸福輝 出版社/メーカー: ありな書房 発売日: 1993/08 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (9件) を見る フェルメールに代表されるオランダ風景・静物画を「描写」の…

『漂流老人ホームレス社会』読んだ

漂流老人ホームレス社会 作者: 森川すいめい 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2013/01/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (9件) を見る 漂流老人というより、どちらかといえばホームレスに主眼が置かれた本である。池袋を拠点としてホームレ…

『「象徴(シンボル)形式」としての遠近法』読んだ

“象徴(シンボル)形式”としての遠近法 (哲学選書) 作者: E.パノフスキー,Erwin Panofsky,木田元 出版社/メーカー: 哲学書房 発売日: 2003/04 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る “象徴(シンボル)形式”としての遠近法 (ちくま学芸文庫) 作者:…

『ビデオカメラでいこう』読んだ

ビデオカメラでいこう 作者: 白石草 出版社/メーカー: 七つ森書館 発売日: 2008/03/27 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 33回 この商品を含むブログ (5件) を見る ドキュメンタリー制作指南本。初歩の初歩、カメラの選び方といったレベルから書き起こし…

『映画表現の教科書』読んだ

映画表現の教科書 ─名シーンに学ぶ決定的テクニック100 作者: ジェニファー・ヴァン・シル,吉田俊太郎 出版社/メーカー: フィルムアート社 発売日: 2012/06/23 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (4件) を見る 洋画の様々な名…

『Cybersecurity and Cyberwar: What Everyone Needs to Know』読んだ

Cybersecurity and Cyberwar: What Everyone Needs to Know 作者: P. W. Singer,Allan Friedman 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr (T) 発売日: 2014/01/03 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る アメリカの国際政治学者であり戦争関連の著作…

『オンラインジャッジではじめるC/C++プログラミング入門』読んだ

オンラインジャッジではじめるC/C++プログラミング入門 作者: 渡部有隆 出版社/メーカー: マイナビ 発売日: 2014/06/28 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る Cの復習とC++の学習用に読んだ。 結論から言えば、C/C++の初学者…

『映像作家100人 2014』読んだ

映像作家100人 2014 -JAPANESE MOTION GRAPHIC CREATORS 2014 (DVD-ROM付) 作者: 庄野祐輔,古屋蔵人,藤田夏海 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社 発売日: 2014/04/21 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログ (2件) を見る 短編映画やモーション…

『バーナード嬢曰く。』読んだ

バーナード嬢曰く。 (REXコミックス) 作者: 施川ユウキ 出版社/メーカー: 一迅社 発売日: 2013/04/19 メディア: コミック この商品を含むブログ (52件) を見る 今この文章を読んでるそこのあなた!読書は好きですか!? こんな辺鄙なブログを読んでくださっ…

情報学環教育部の入部(?)試験対策について

無事受かったので忘れないうちに書く。 ※今年(2015年)、去年までと一次の筆記試験の傾向が少し変化した。以降この記事では、この問題傾向が維持されることを前提に対策を書く。この記事を参考にして落ちた場合私は一切の責任を負わないが、節度ある愚痴をコ…

『視覚文化「超」講義』読んだ

視覚文化「超」講義 作者: 石岡良治 出版社/メーカー: フィルムアート社 発売日: 2014/06/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (15件) を見る 第二次大戦後の「視覚」文化、つまり美術・映画・楽曲MV・マンガ・ゲーム・アニメといったものを総括するよ…

『神山健治』(KAWADE夢ムック)読んだ

神山健治 (文藝別冊/KAWADE夢ムック) 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2012/10/25 メディア: ムック クリック: 17回 この商品を含むブログ (3件) を見る 「009 RE:CYBORG」公開直前に出版されたムック本。ファンだから読んだ。結論から言うと少し期待…

『生命と機械をつなぐ知 基礎情報学入門』読んだ

生命と機械をつなぐ知 基礎情報学入門 作者: 西垣 通 出版社/メーカー: 高陵社書店 発売日: 2012/03/15 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログ (1件) を見る 「基礎情報学」とやらの入門書。そもそも基礎情報学が…

『新版 アフォーダンス』読んだ

新版 アフォーダンス (岩波科学ライブラリー) 作者: 佐々木正人 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/01/10 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る アメリカの知覚心理学者ジェームズ・ギブソンが生み出し、わかりにくい…

『21世紀メディア論』読んだ

21世紀メディア論 (放送大学大学院教材) 作者: 水越伸 出版社/メーカー: 放送大学教育振興会 発売日: 2014/03 メディア: 大型本 この商品を含むブログを見る ※私が読んだのは2011年に発行された初版なので、上に貼った改訂版とは内容がそこそこ違うかもしれ…

『検証 東日本大震災の流言・デマ』読んだ

検証 東日本大震災の流言・デマ (光文社新書) 作者: 荻上チキ 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2011/05/17 メディア: 新書 購入: 6人 クリック: 212回 この商品を含むブログ (36件) を見る 少し前まで荻上チキはちきりん女史の別PNだと思っていた。よくある…

『フリー <無料>からお金を生みだす新戦略』読んだ

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略 作者: クリス・アンダーソン,小林弘人,高橋則明 出版社/メーカー: 日本放送出版協会 発売日: 2009/11/21 メディア: ハードカバー 購入: 133人 クリック: 3,796回 この商品を含むブログ (537件) を見る 私は今、無料…

『社会情報学ハンドブック』読んだ

社会情報学ハンドブック 作者: 吉見俊哉,花田達朗 出版社/メーカー: 東京大学出版会 発売日: 2004/03 メディア: 単行本 購入: 19人 クリック: 149回 この商品を含むブログ (16件) を見る 「社会情報学」とは何ともよく分からない名前だが、情報技術によって…

書評を書きます宣言

タイトル通り、これから本を一冊読み終わったらここに書評のようなものを上げていこうかと。だから何やねんという話ではあるが。 最近勉強していると、「読んだ本の中身をしっかり咀嚼した上で、書籍情報とその中身を紐付けること」の重要性を感じることが多…